“Primary Care Specialists” 2025.09.09

前回話した事例から明らかなように、

情報の継続性を確保するためには、電子カルテの普及だけでなく、システムの統一や標準化、そして異なる職種・施設間での情報共有のしやすさが不可欠です。

情報がバラバラに管理されている現状では、患者中心のケアを実現することは困難です。

だからこそ、私は信じているのです!

「日本にも家庭医療のデータベースが必要だ!」と(政治家みたい、、、)。

 

え、難しそう?うん、正直めちゃくちゃ大変(笑)。

制度も絡むし、進まないし、時々「無理じゃね?」って思うこともある。

でも、日本にも実はけっこういるんですよ、プライマリケアの未来を真剣に考えてる

“Primary Care Specialists”

(Starfield Summitで聞いて「それそれ!」って妙に納得した言葉)。

 

そう、私一人じゃ無理でも、

“仲間がいる”って知れたことが、何よりの希望だった。

ということで、これからの目標は――

 

「日本にプライマリケア研究の土壌を耕し、情報の継続性を担保できるデータ基盤を作ること」

それがきっと未来の患者さん、そして若き家庭医たちへの最高のバトンになると信じています。

 

まだ道のりは長いけど、いつか

「あの頃、田中が変なブログで熱く語ってたけど、ほんとに実現したね」と崇め奉ってもらえる日を信じて、今日もデータと格闘してます。

Barbara Starfield氏の生前の言葉。

亡くなる2011年までの間にPrimary Care発展の中核を多くの若手に向けて発信していた、サミット設立に関与した家庭医です。

素敵な言葉なので載せときます。