General道場 「福井厚生病院ストレスケア科その1」活動報告 2025.11.28

こんにちは!総合診療部専攻医5年目の久野哲弥(ひさのてつや)と申します。

私はこれまで大学病院での総合診療や救急診療、永平寺町立在宅訪問診療所での在宅医療や地域志向ケアを中心として、

プライマリ・ケア医としての研鑽を積んできました。

今年1年間は診療の幅を広げる事、診療所で勤務するにあたって手札を増やしたい!と思い、

今年度上半期は【小児科】、そして下半期は【ストレスケア科(いわゆる精神科)】、【超音波検査技師(医師じゃないの!?)】として勤務します。

 

こうした柔軟過ぎる研修ができるのもGeneral道場の強みですね。

人より遠回りをしていますが、プライマリ・ケア医としてとても大きな強みになると確信しています。

 

さて、厚生病院のストレスケア科の研修ですが、私は主に外来診療、病棟診療、リエゾンを指導医の下で行っております。

外来診療では投薬の調整や通院再開後の初診を主に担当しています。

うつ病や双極性障害などの気分障害や睡眠障害、強迫性障害から不登校や自傷行為をした思春期の方など老若男女問わず受診します。

 

家族や学校、仕事、環境などの背景をしっかり理解し、患者中心のケアを行うことはプライマリ・ケアの基本と変わりないですね。

ただ、私は現在、あまたある内服薬に四苦八苦しております…笑。

 

今回の私の研修テーマの一つなのですが、

「精神科で処方される薬を使い分けできる」、「内服注意の処方を理解する」といった

薬物治療についても指導医の先生と相談しながら、マスターしていきたいと思います。