徳之島の宮上病院に勤務に行ってきました! 2026.05.01
徳之島の宮上病院に5日間、勤務に行ってきました!
徳之島は奄美大島の近くにある、人口約2万人の離島です。
昨年8〜10月に研修させていただいた縁で、今回も勤務いたしました。
皆さんは「離島医療」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
今回はそのリアルをお届けしたいと思います!
外来では、多種多様な症状を訴える患者様を診療します。
年齢層も幅広く、お子様からご高齢の方まで、知識をフルに動員しました。
頭を悩ませるときは、専門科の同期や後輩に連絡を取りながら診察を進めました。
専門外来はありますが、月に定められた日数のみ非常勤の先生が島外から来るため、
受診日が先になってしまうことがあるのです。
また、専門的な治療が望ましい場合に、どこまで宮上病院で診療を続けるか、
医学的な適応だけでは判断できない場面に多々直面します。
「胆管炎のERCPが必要だが、消化器内科の先生は1週間後にしか来ない。今すぐヘリで奄美大島の病院に搬送すべきか否か…」など。
その都度、ご本人にとっての最善は何かをご家族や看護師さんをはじめとする多職種の皆様と一緒に考えました。
島ならではの問題としては、島外に家族がいることが多い点です。
患者さんは独居で、お子さんは島外におり、友人がケアをしているというケースもあります。
なるべくご家族の意見も尊重できるよう、密に連絡を取ることを意識しました。
時にはビデオ通話をしながらお看とりをしたこともあります。
多様な疾患に対応しながら、多職種と協同して本人・家族と理想のケアを追求する。
これは総合診療科の強みを存分に発揮できる場ではないでしょうか。
島の人々はお祭りが大好きです!
タオルを巻いた写真は、昨年参加した「井ノ川夏目踊り」のワンシーンです。
一晩中、家々をまわって歌って踊り続けました。
途中、あまりの眠さに帰ろうかとも思いましたが、気合いで乗り切りました。
その達成感たるや、なんとも言えないものです。
最後に、徳之島の最大の強みの1つは、人々のカラッとした明るさと「風通し」の良さにあると思います。
とにかくみんな明るくて、細かいことは気にしないという気質の人が多いです。
そして島内外の人の行き来が意外に多く、外からの人に非常にオープンです。
慣れない環境でしたが、周囲の方々の明るさにとても助けられました。
徳之島でしか味わえない離島医療。
みなさんも経験してみませんか?きっと医者人生において、かけがえのないものになると思いますよ!




