医学科5年生 地域包括ケア実習を行いました。 2024.07.16

2024年7月2日~5日の4日間、医学科5年生の「地域包括ケア実習」が行われました。

この実習の目的は、現場見学と体験実習です。

2日、3日は、県内12か所に分かれ、地域医療機関などで実際の現場を見学しました。

見学をさせていただく現場は多数あり、各グループごとに異なります。

(医療機関、診療所、包括支援センター、社会福祉協議会、地域連携センター、訪問介護ステーション、小規模多機能ホーム、居宅介護支援事業所、保健福祉センター、住民センター、他)

4日、5日は、福井医療大学 保健医療学部リハビリテーション学科の3部門(理学療法学専攻、作業療法学専攻、言語聴覚学専攻)の授業に参加させていただきました。

福井医療大学での実習は、専門職間協働(Interprofessional work:IPW)を理解する実習です。

実習後は、異なる体験を共有するために「発表会」を実施。他のグループの発表会を聞くことにより、さらに多くの学びを得られました。

両大学の学生からは、

「チーム医療を実践する際に、相手の職種の仕事内容・得意分野を知らないとうまく連携できないと思うので、実際に交流するなど他職種を知る機会があったのは良かった。」

「他の職種の方と交流することは、お互いの理解のためにも必要なんだなと思いました。」

「普段関わることのない学生同士の交流だったので、いい経験になりました。」

 

この実習を通して、地域包括ケアシステム全体をより深く理解できたのではないでしょうか。